足のしびれの症状

足のしびれは中高年以降に多くみられます。足の裏や足の指がしびれたり、逆に足の裏の感覚が鈍いと感じます。脊柱管狭窄症などで足の裏の感覚が鈍くなると、足の裏にガムテープを張りついているように感じることもあります。お尻や太ももの裏側のしびれは坐骨神経痛と呼ばれます。

足のしびれの原因

妊婦の腰痛は、お腹が大きくなって腰に負担がかかること、ホルモンの影響で骨盤がゆるむこと、妊娠・出産のストレスなどが原因になって起こります。

腰椎椎間板ヘルニア

坐骨神経は神経が束になったものですが、その中には腰椎(腰の背骨)の隙間から出る神経が含まれます。背骨には椎間板という軟骨があり、椎間板の中にある髄核(軟らかい部分)が外に飛び出ることを腰椎椎間板ヘルニアと言います。飛び出した髄核によって、腰の神経が障害を受けると、坐骨神経が通る部分に痛みやしびれがあると感じてしまいます。

腰部脊柱管狭窄症

背骨の中の空洞(脊柱管)狭くなり、背骨の中にある脊髄が圧迫を受けると、足の感覚を伝える部分に障害が起き、足にしびれを感じたり、感覚が鈍くなったりします。片足に症状が出やすい腰椎椎間板ヘルニアと違い、脊柱管狭窄症では両方の足がしびれることも多くあります。脊柱管狭窄症は中高年以降に起こりやすく、歩いているとしびれが強くなり、座ったりしゃがんだりすると症状が楽になる特徴があります

閉塞性動脈硬化症(PAD)

足に血液を運ぶ動脈が動脈硬化によって狭くなると、足は血液不足、酸素不足に陥ります。この時足は痛みやしびれを感じ、動かすことが難しくなります。歩行などの運動によって症状が強くなり、休憩すると回復することです。このように歩いたり、休憩したりを繰り返すことを間欠性跛行と言います。間欠性跛行は脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症の特徴です。閉塞性動脈硬化症は、立つ、しゃがむなどの姿勢に関係なく、動くと症状が強くなり、休むと楽になる特徴があります。

足根管症候群

足首の内側、内くるぶしの下にある、神経・血管などの通り道を足根管と言います。足根管が靴などによって締め付けを受けると、中を通る脛骨神経が圧迫され、足の裏にしびれや痛みを起こします。また、足の親指を握る力が弱くなります。足のアーチに問題がある人がなりやすい病気です。

モートン病

先が細い靴などを履くと、中足骨(指の骨がつながる足の甲の骨)の間が狭くなり、中足骨の間を走る神経が炎症をおこします。炎症の腫れによって神経が圧迫され、足の指にしびれが起きる病気をモートン病と言います。炎症ではなく、腫瘍ができることで神経の圧迫を起こしている場合もあります。足の人差し指から薬指にかけて、指と指の間にしびれが出やすいのが特徴です。

手で行うリハビリによる足のしびれの治療

手で行うリハビリ治療は、足の骨の調整も得意分野です。

足のしびれのほとんどは、足を構成する小さな骨同士のズレによる足底アーチの崩れや、腰椎の問題から来る神経痛が原因ですから、手で行うリハビリ治療で、足のしびれの大部分は対応可能です。 また、しびれの原因が一つではなく、腰や足など複数の原因が重なっている場合も多くあり、これをダブルクラッシュ症候群と言います。

手で行う当院の治療では、しびれに関係がある部分全体を詳しく検査しますので、病院では原因のみつからなかった場合でも改善が期待できます。