スマホ首とは

スマホ首とは、スマホを日常的に長時間、頭を下に垂れた姿勢で使い、首が痛い、首がこる、肩こりがするなどの不調が現れた状態です。

頚椎は体の前側に膨らむように弯曲していますが、頭を下げてスマホを見る姿勢では、頚椎の弯曲が無くなり、まっすぐになっています。それが長時間続くと、まっすぐな状態が固定化されます。頚椎の弯曲が無くなりまっすぐになった状態をストレートネックといい、スマホ首はストレートネックを生じる最大の原因の一つです。

スマホ首の症状

スマホを見ているときは顔が下を向いた姿勢になりますが、スマホ首では、正面を向いているときに、頭が前へ突き出た姿勢になっています。そのような姿勢では、5キロ近くもある頭を支えるために、首の筋肉に力が入りっぱなしになり、首こりや、肩こりが起きます。

首こり、肩こり以外にスマホ首でよくある症状は、首の痛み、首を後ろに反らすと痛い、頭痛、めまい、吐き気などです。

スマホ首の診断

肩こりや頭痛、めまい、吐き気などでスマホ首かなと思い、病院の整形外科へ行くとどのような診断を受けるでしょうか。

病院へ行くと、首を触ったり、動かしたりした後、たいていはレントゲンを撮ります。スマホ首の場合、レントゲンで頚椎の配列が直線化したストレートネックが見られます。病院の整形外科の先生は、「スマホ首です」とは診断名を言いませんなぜなら、スマホ首というのは医学的な病名ではないからです。正しい診断名は頚椎症になります。

世間でスマホ首という言葉が使われるようになりましたが、スマホ首とは実は、スマホの長時間使用で起きた頚椎症という病気のことなんですね。

スマホ首の自分でできる治し方

スマホ首の自分でできる治し方で最も大切なのは、スマホ使用中の姿勢を正すことです。そして、スマホ使用中に頭を大きく下げないことです。頭を下げないために、できるだけスマホを目線に近いところまで持ち上げて使います。その工夫として、右利きの人は右手でスマホを高く持ち、左手で右肘を支えることが挙げられます。このようにスマホ使用時には、両手を上手に使うと姿勢を正しやすくなります。