頚椎症性脊髄症とは

頚椎症性脊髄症とは、頚椎の加齢変化で脊柱管が狭くなり、脊柱管内を走る脊髄が圧迫されて、手のしびれ、手の細かい動作の障害、足のしびれや脱力・つっぱり等の症状が現れる病気です。40代、50代、60代の方に多く、薬などの保存的な治療では症状を改善させにくく、現代の医療レベルにおいても、治療が難しい病気の一つといえます。重症になると手術が必要になります。

頚椎症性脊髄症のリハビリ治療

当院では、頚椎症性脊髄症の患者様へ専門的なリハビリ治療を行っています。

病院で頚椎症性脊髄症と診断されて、「今は手術をするほど悪くはありません。悪化したら手術しますので来て下さい。それまでは様子を見ていて下さい」と言われるケースがよくあります。そうすると患者さんは、悪化するまで待つしかないのか、と途方に暮れることになります。
或いは、「高齢なので、手術はリスクが高くてできません。手術以外の治療法もありません。」と治療を断られることもあります。

そのような困っている患者さんに当院では、リハビリ治療として、安全性が高い様々な手を使った治療を行っています。また、頚椎症性脊髄症の進行を食い止めるための日常生活の注意点を詳しくご説明、ご指導をしています。

手術を今すぐ受ける必要のない方も、高齢で手術が受けられない方も、症状の維持・改善を目指し、リハビリ治療を受けることをお勧めします。

参考文献:頚椎症性脊髄症の診断と治療

まとめ

整形外科の専門病院を受診しても、診察時間が短く、説明も十分受けられないことがあります。そしてご自身の病状をしっかりと把握できず、対処法も分からない患者さんが大勢いらっしゃいます。頚椎症性脊髄症でお困りの方は、是非当院へご来院し、ご相談下さい。