治療の流れ

問診

初めての方には、まず現在の症状を丁寧にお伺いします。
痛みの部位や経過だけでなく、過去の病気・治療歴・生活習慣・お仕事での姿勢や動作まで細かく確認します。
整形外科医、カイロプラクターとしての経験から、表面的な症状だけでなく「なぜ今の痛みが出ているのか」を多角的に捉え、その後の検査・治療の方向性を決定していきます。

医学的検査

主に整形外科学的検査を行います。筋肉が固いか、関節を押して痛いかなどを徒手で確認し、次に背骨や関節を動かして、痛みやしびれが出るか、音が鳴るかなどを評価します。
必要に応じて神経学的検査も行います。筋力や反射、感覚のチェックを行い、神経障害があるのか、どの部位で神経障害を起こしているのかを明確にします。
また、レントゲンやMRIなどの画像検査が必要と判断した場合は、提携する医療機関で撮影を依頼し、その結果をもとに当院で詳しくご説明します。
医師の立場から、「医学的根拠に基づいた適切な診断」を常に心がけています。

カイロプラクティック検査

当院の診察上の大きな特徴は、姿勢・動作を分析し、さらに触診や筋力テストを入念に行うことで体の状態を細かく評価することです。
わずかな背骨や骨盤の異常、筋肉の緊張、関節の動きを手で確かめながら、体のどこが悪いのかを見抜きます。
医学的検査だけでは見落とされやすい、機能的な問題(体の働き)を把握できるのが強みです。

説明

検査結果をもとに、現在の体の状態と痛みの原因を医学的な根拠に基づいて丁寧にご説明します。
「どこが悪いか」だけでなく、「なぜそこが悪くなったのか」「どうすれば改善するのか」を明確にし、
今後の治療方針や来院ペースも具体的にご提案します。
難しい医学用語は使わず、患者様が理解・納得してから治療を始めることを大切にしています。

治療

整形外科医としての診断に基づき、症状の原因に合わせて手によるリハビリ治療を行います。
カイロプラクティックの技術を活かした関節調整・軟部組織アプローチ・Coxテクニックなどを組み合わせ、
関節や筋肉の働きを回復させ、神経の圧迫も和らげることで、体の機能を回復させます。
痛みの強い部位には負担をかけず、安全で穏やかな手技を心がけています。
すべての施術を院長自身が行うため、治療の質が一貫しています。

アフターケア

治療効果を長く保ち、再発を防ぐために、姿勢・動作・エクササイズの指導を行います。
仕事中の座り方や立ち方、日常動作のクセなど、
それぞれの生活に合わせた実践的なアドバイスをお伝えします。
3分程度でできる簡単なセルフストレッチもお伝えし、
「治して終わり」ではなく、「治して維持する」ことを目指します。

コンサルテーション

診察の結果、外科的手術や他分野での治療が必要と判断した場合は、
連携する専門医療機関をご紹介します。
「自院で無理に治療を続けず、最も適した方法を提案する」ことも当院の治療方針です。
医師としての立場から、患者様にとって最善の医療を常に考え、
必要な場合は他院との連携も責任をもって行います。

当院で行う各種治療法

手で行う関節の調整

関節を瞬間的に手で動かして調整する技をアジャストメントと呼びます。瞬間的にそしてごくわずかに骨を動かすため、患者さんはほとんど痛みを感じません。この治療法は、筋肉を緩めて関節の動きを向上させ、骨のゆがみや配列を正す効果があります。また、関節にある神経に刺激が加わることで痛みやこりなど種々の症状が軽減します。

Coxテクニック

Coxテクニックとは、米国人のDr. Cox(コックス)が開発した特殊なテーブルで行う腰椎の屈曲牽引療法です。当院では、日本に1台しかない米国Zenith社製の多機能型Flexionテーブルを使って、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアに顕著な効果を上げています。腰椎部でテーブルは屈曲し、さらに下半身を載せた台が足の方へ動くので、腰椎が曲がってさらに伸長します。すると圧迫された神経が除圧されて坐骨神経痛が改善します。

軟部組織テクニック

軟部組織とは、筋肉、靭帯、皮膚などの体の柔らかい部分を指します。筋肉や靭帯に疲労が溜まって硬くなると、背骨や四肢の関節は正しく動くことができません。また筋肉が硬く縮んだ状態では、関節を圧迫して痛みの原因となります。そのため当院では手で軟部組織を調整する治療法に加え、筋肉、靭帯、皮膚を効果的にゆるめるストレッチやトリガーポイント療法なども行っています。

腰部の筋肉の緊張を和らげる手技治療

エクササイズ

現代の生活は、デスクワークをはじめとして体をあまり動かさないようになってきました。それによって筋肉が衰えて弱くなると、関節が異常な動きをするようになり、関節に過剰な負担をかけるようになります。それがやがて痛みとなってあらわれます。当院では適切なエクササイズを積極的にお伝えし、治療に結びつけると同時に再発の予防にも役立てています。

予防のための生活指導

私達はかがんだり、体をよじったり、日常の何気ない動作によって骨や関節に負担をかけています。また、長時間のデスクワークやパソコン作業で続ける姿勢は首や腰をさらに悪くします。正しい動作や姿勢を知ることで、煩わしい症状を予防したり、解消したりすることができるのです。体に負担をかけないパソコン作業、腰痛にならない家事の方法など、当院は再発予防に関する生活指導にも重点を置いています。

当院の治療の適応

  
首の痛み、肩こり、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、ストレートネック、頭痛、緊張性頭痛(緊張型頭痛)、片頭痛、むちうち(鞭打ち)、胸郭出口症候群

 腰・背中 
腰痛、慢性腰痛、ぎっくり腰、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、側弯症(側彎症)、梨状筋症候群、妊婦・産後の腰痛、背中の痛み、猫背

 手・腕 
腕の痛み・しびれ、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、手根管症候群、肘部管症候群、腱鞘炎

  
四十肩・五十肩、肩インピンジメント症候群

 膝・股・足 
膝痛・股関節痛などの関節痛、足底腱膜炎、足のしびれ

 その他 
胃もたれ、便秘、生理痛、顎関節症、慢性疲労、冷え症、ストレス疾患など