治療の流れ

問診

現在の症状、過去の病気や治療歴、生活習慣などを詳しくお聞きします。

医学的検査

神経学的検査、整形外科的検査等をします。レントゲン・MRIが必要な場合は提携先医療機関にて行います。

詳細な検査

姿勢検査、触診などで細かく背骨を検査をします。

説明

医学的診断、当院の独自の診断や今後の治療法をご説明します。

治療

病態に合った手によるリハビリ治療を行います。

アフターケア

日常生活の改善、エクササイズやストレッチなどをご指導し、より早い回復と再発予防を目指します。

コンサルテーション

医学的視点から外科的治療が必要と診断した場合などでは、専門医療機関をご紹介し、最適な治療を受けられるようご案内します。

当院で行う各種治療法

手で行う関節の調整

関節を瞬間的に手で動かして調整する技をアジャストメントと呼びます。瞬間的にそしてごくわずかに骨を動かすため、患者さんはほとんど痛みを感じません。この治療法は、筋肉を緩めて関節の動きを向上させ、骨のゆがみや配列を正す効果があります。また、関節にある神経に刺激が加わることで痛みやこりなど種々の症状が軽減します。

Coxテクニック

Coxテクニックとは、米国人のDr. Cox(コックス)が開発した特殊なテーブルで行う腰椎の屈曲牽引療法です。当院では、日本に1台しかない米国Zenith社製の多機能型Flexionテーブルを使って、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアに顕著な効果を上げています。腰椎部でテーブルは屈曲し、さらに下半身を載せた台が足の方へ動くので、腰椎が曲がってさらに伸長します。すると圧迫された神経が除圧されて坐骨神経痛が改善します。

軟部組織テクニック

軟部組織とは、筋肉、靭帯、皮膚などの体の柔らかい部分を指します。筋肉や靭帯に疲労が溜まって硬くなると、背骨や四肢の関節は正しく動くことができません。また筋肉が硬く縮んだ状態では、関節を圧迫して痛みの原因となります。そのため当院では手で軟部組織を調整する治療法に加え、筋肉、靭帯、皮膚を効果的にゆるめるストレッチやトリガーポイント療法なども行っています。

腰部の筋肉の緊張を和らげる手技治療

エクササイズ

現代の生活は、デスクワークをはじめとして体をあまり動かさないようになってきました。それによって筋肉が衰えて弱くなると、関節が異常な動きをするようになり、関節に過剰な負担をかけるようになります。それがやがて痛みとなってあらわれます。当院では適切なエクササイズを積極的にお伝えし、治療に結びつけると同時に再発の予防にも役立てています。

予防のための生活指導

私達はかがんだり、体をよじったり、日常の何気ない動作によって骨や関節に負担をかけています。また、長時間のデスクワークやパソコン作業で続ける姿勢は首や腰をさらに悪くします。正しい動作や姿勢を知ることで、煩わしい症状を予防したり、解消したりすることができるのです。体に負担をかけないパソコン作業、腰痛にならない家事の方法など、当院は再発予防に関する生活指導にも重点を置いています。

当院の治療の適応

  
首の痛み、肩こり、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、ストレートネック、頭痛、緊張性頭痛(緊張型頭痛)、片頭痛、むちうち(鞭打ち)、胸郭出口症候群

 腰・背中 
腰痛、慢性腰痛、ぎっくり腰、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、側弯症(側彎症)、梨状筋症候群、妊婦・産後の腰痛、背中の痛み、猫背

 手・腕 
腕の痛み・しびれ、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、手根管症候群、肘部管症候群、腱鞘炎

  
四十肩・五十肩、肩インピンジメント症候群

 膝・股・足 
膝痛・股関節痛などの関節痛、足底腱膜炎、足のしびれ

 その他 
胃もたれ、便秘、生理痛、顎関節症、慢性疲労、冷え症、ストレス疾患など