左足を踏み込んだ際の足首の痛み 20代男性

症状:

症例 大手町にある建設会社勤務の20代男性が左足首の痛みで来院。三週間前に駅の階段を踏み外し、左足首を捻った。病院では捻挫と診断され、鎮痛薬とサポーターを処方された。その後、少しずつ歩けるようになってきたが、左足を踏み込んだ際に痛みを感じている。また、踏み込む際、足首がうまくハマっていない感じがするという訴えもあった。ここ数年、捻挫を繰り返している。

検査:

左足首は視診上、腫れは引いていた。しかし、くるぶし付近を押すと圧痛があった。足首を内反方向に持っていこうとすると痛みが誘発された。足首をさらに詳しく診てみると距腿関節の可動性亢進と左腓骨筋群の過緊張を認めた。また、右下肢全体が非常に緊張している状態であった。脊柱の動的触診検査では左の骨盤、腰椎の可動性低下が起きていた。そして片足立ち検査で、左足でふらつきがみられた。

治療:

今回は左足首の内反捻挫であるが、捻挫癖があったことから、もともと左足のバランス機能の低下があったと考えられた。バランス機能の低下があると、捻挫が一時的に改善しても繰り返すリスクは残ってしまう。治療は、可動性の亢進を起こしている左の距腿関節の安定化とバランス感覚の改善を目的として、左の骨盤、腰椎の矯正と、左腓骨筋群の過緊張をゆるめる治療を行った。また、左足首をかばっている影響で生じている右下肢全体の筋緊張もゆるめた。そして、足首の圧痛部位に対し低出力レーザーで足首の炎症を抑える治療も同時に行った。治療後、足を踏み込んだときの痛みが軽減し、片足立ち検査をしてもらうと左足のバランスは整っていた。3回目の治療でくるぶし付近の圧痛も消失した。

コメント:

捻挫を繰り返す原因の一つとしてバランス機能の低下が挙げられます。バランス機能が悪くなると、捻挫を起こしやすい状態になります。カイロプラクティックでは、原因をしっかり追究して病態にアプローチを行っていきます。